安田学園 同窓会

創立97周年記念日式辞

蓮沼前校長挨拶

〜学園を振り返って〜

在職中は、同窓会はじめPTAの皆様方の御支援と御協力を頂き有難うございました。この場をお借りしましてお礼申し上げます。

2000年代当初から日本の教育界は、少子化問題で生徒数減少を抱え生徒募集が困難となると言われ、本校もまた例外ではない事は明白でした。その為にも、学園でも生徒募集において生徒・保護者にとって、より『魅力のある学園』作りが急務となってきました。

2003年安田弘前理事長は、学園改革チームを旗揚げしました。ご存じと思いますが、当時学園は、中学・高校(商業科、情報処理科、建築科、電気科、情報技術科、機械科、普通科)を設置していた男子校で、都内でも有数の総合学園でしたので、他校より多くの問題を抱えていました。その為プロジェクトチームが設置され、私はそのサブリーダーを務めました。

前理事長は、今までの教育に捉われない、生徒が社会に出て役に立つスキルを中学・高校の期間で身に付ける事が出来る教育が必要だ!と仰っておりました。

1.人から慕われる人間力、スポーツを通じて協調生・強靭な身体・リーダーシップ力。

2.自ら関心を持って授業に打ち込める授業の展開。社会を観る時、多くの情報を自分自身で考え、自ら進んで良いか悪いかを判断できる力

3.今後、グローバル社会に出て必要になる、聴いて・話せて使える語学力。があります、

私たちはこれらを、学校生活の中で一人一人が意識を持って、実践していけるようグランドイメージ作りに着手しました。

これらを成功させる為に中高一貫男女共学校として改革することになりました。これは安田学園の歴史上の中でも類をみません。共学校としての校舎の改築、制服、校歌の見直し、これからの学習、生徒のニーズのある施設・設備、募集体制の見直し、特別教科・特別教室の増設、生徒一人一人を見据えた進路指導の充実、カリキュラムの改変、生徒が自主的に参加できる各種行事の見直し等、あらゆるものに対して体制を見直してまいりました。

そして、改革してから6年が経った今年3月、初めての一貫生が卒業し、目標とする上位大学に多くの生徒が進学する事ができました。生徒募集においても、多くの優秀な生徒が学園を目指し、年々倍率も高まっております。

今後も、さらに安田学園が大きく変わる時期に、奉職できましたことを感謝致しております。

2020年11月9日

安田学園中学高等学校

前校長 蓮沼 清