瑞宝双光章授与される
昭和十七年工業学校機械科卒 松本 數男氏

|
「市民のために、という気持ちに徹して仕事をしてきた。それが評価された」と顔をほころばせる。戦後の混乱の中、「社会を明るくするには、警察官になるのが一番」と思い立った。大和署を振り出しに主に交通畑を歩み、港北署など四署の署長を務めた。厚木署長時代、天候不順で農家が困っていると聞くと、神社に祈願に行き、「元気を出してください」と声をかけて回った。「悪い人間を捕まえるだけが警察の仕事ではない」と、市民の側に立った姿勢を貫いてきた。約三十三年間の警察生活でうれしかったのは、住民から気楽に声をかけてもらえるようになるなど、地域との距離が日に日に縮まっていく手応えを感じられたことだという。退官後は、警察OBで作るサークルに参加して、趣味の俳句を楽しんでいる。会員一同心からお祝い申し上げ、今後益々のご活躍をお祈りしたい。 |