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井上氏は、昭和35年安田学園商業科を卒業後、直ちに、昭和12年江東区住吉の地で洋服店を開業した父親のもと、二代目として洋服仕立ての職に従事。
爾来40年、裁断、製図学校に通ったり、同業者の技術の良いところを取り入れる等、不断の努力を重ね、デザイン性と着心地の良さを兼ね備えた紳士服は、顧客から高い評価を得ている。
一方、組合の役員を歴任し、業界の発展に貢献するほか、団体内において、技術講習会を開催するなど、後進の指導育成に尽力している。
今般、そうした技能が認められ、1月18日、洋服仕立て職として、平成17年度江東区優秀技能者賞(他の職種を含め受賞者計17名)受賞の栄を浴し、区長より賞状・盾(江戸切子造り)を受賞された。また、8月20日から26日、江東ケーブルテレビの番組、江東ワイドスクエアーで「江東区優秀技能者表彰」で表彰された職人を紹介する、特集「匠の肖像」で取り上げられ、採寸から本縫いまで全工程をひとりで手がける実際の仕事の様子、技や仕事に対する思いなどのインタビューが25分間に亘り放映された。
上氏は、顧客に喜んでもらえるこの職を天職と思い「一針一針に想いを込めて、死ぬまでやって行きたい」語られている。
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